私の可愛い小悪魔BOY


「美優の困るようなことしたら…」


拓海は指の骨を鳴らした。

杉山はすでに逃げ腰。


「命ないと思えよ」

「ひぃっー!」


杉山は変な悲鳴をあげながら
店から走って逃げていった。


「ふぅっ…」


拓海が息をはいて座り込んだ。

私もため息をつく。

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