私の可愛い小悪魔BOY
「日曜どうする?」
「俺が決めていい?」
もちろん決めていいしっ!
私はそう返した。
「じゃあ10時に美優んち行く」
いや、私のうち知らないじゃん…。
心の中でツッコミをいれる。
「私の家知ってるの?」
「あっ、知らなかった!!」
拓海のメールに
思わず吹きだした私。
バカじゃん…。
私は自分のマンションの位置を
できるだけ細かく書いてあげた。
そしてそれを送信する。
相変わらず面白いなぁー…。
私は拓海からのメールを
見つめてそう思った。