私の可愛い小悪魔BOY


ピンポーン


あっ!!拓海が来たっ!!

鏡で格好を確かめてから
玄関のドアを開けた。


「おはよ美優」

「お…おはよう…」


拓海はいつもの笑顔。

私もつられて笑う。

こんな雰囲気久しぶり…。


「どこ行こっかー?」


ドアの鍵を閉めてると
拓海がそう聞いてきた。


「えっ…決めてないの?」

「うんっ!」


拓海はニコッと笑った。

もぉー…拓海らしい。


「じゃあ…海行こっ!」


拓海がそう言って
私の手を掴んだ。

えっ!?海っ!?

< 126 / 209 >

この作品をシェア

pagetop