私の可愛い小悪魔BOY


ピッ

通話を切って携帯を閉じた。


「美優ちゃん、休みとれた?」

「あ、うん」

「良かったー。てかごめんね」

「えっ全然いいよー!」


私はアハハと苦笑いした。

河原さんは目を閉じる。


「…でも大事な話だから…」

「…うん」


私はゴクリと唾を飲んだ。

河原さんは真剣な表情。


「えっと…あたしね…」


河原さんは必死に言葉を
整理してるみたいだった。

私はじっと待つ。


「男は自由にできたの」

「…?」

「いつでも彼氏はできるし…」


自慢かと思ったけど
黙ってそのまま聞いた。


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