私の可愛い小悪魔BOY
嫉妬とキス!?
「やっと2人になれたな」
「…うん」
翔太の言葉に私は頷いた。
今は昼休み。
私と翔太がいる屋上には
誰もいなかった(鍵閉めてるし)。
「なんか美優…変」
「えっ!?」
翔太の顔がすぐ近くになる。
私はすぐに目をそらす。
「今日は様子が変」
「そ、そうかな…?」
「なんなんだよ」
翔太が不機嫌そうに
フェンスに寄りかかった。
私はゴクリと唾を飲んだ。
「あの…真田さんって子いるよね?」
「ん?あぁー、優奈のことか」
やっぱり…名前で呼んでる…。
心の中でいろんな思いが渦巻く。