私の可愛い小悪魔BOY


「えっ!?誰!?」


見たことのない男の子に
私はオドオドと戸惑った。

てかベッドの下覗いてるとこ
完全に見られてしまったー!!


「アンタなにしてんの?」

「は?」


明らかに年下っぽい男の子に
普通に話しかけられて驚いた。


「兄貴のこと疑ったんだ?」

「ち、ちがうわよ!」


私は焦って否定したけど
その子にはバレバレみたいだった。


「まぁ俺には関係ないけど」


どこか大人びた言い方だった。

女子にモテそうなタイプだなー…。


「兄貴とか言ってたけど拓海の弟なの?」

「普通この流れでいくとそうだろ」


その子はフッと笑った。

人を見下したみたいな笑顔しやがって…。

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