私の可愛い小悪魔BOY
元彼の彼女!?
「ホントに勝手に出てきていいの?」
「別にいいって」
「でもビックリするって!」
私は藤宮くんにつれられて
河原美咲の家に行ってた。
手を引っ張る藤宮くんは
イラついた感じの顔で私を見た。
「母さんにはメールしたからいいよ」
「なんて送ったの?」
「先生が急用で帰るから駅まで送る」
「な、なにそれ!?」
私が無責任な人みたいじゃん!!
そう叫ぼうとした瞬間
藤宮くんが私をグイッと引っ張った。
そしてその横を車が
勢いよく通り過ぎてった。
「スピード出しすぎだな」
「そ、そだね…」
藤宮くんの体が近い…。
私はドキドキして
体が熱くなるのを感じた…。