私の可愛い小悪魔BOY


「はぁー…」


ため息をつきながら校門を出た。

やっと帰れる…。

てか明日は杉山と…嫌だなぁー…。


「…美優?」

「え?」


呼ばれたほうを見ると
藤宮くんが立ってた。


「藤宮くん!?こんな時間にどうしたの!?」

「ちょっとそこのコンビニに」


確かにこの学校のすぐ近くに
コンビニがあったのを思いだした。


「美優こそ…今仕事終わったの?」

「うん。疲れたぁー」

「お疲れさま」


藤宮くんがなにか投げた。

私は反射的にそれを受け取る。


「なにコレ?」


見てみるとオマケ付きのお菓子。

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