一瞬の輝き
キャーーー
いきなり倒れた輝を見て
叫ぶ人、ざわめく人々がいた。
「お、落ち着いてください。
大丈夫です。
オレが、責任もって運びますから」
最近腰が痛くて、おんぶするのは
ちょっと無理だったから
俗に言う
“お姫様だっこ”
をしていくことにした。
ほかの看護師に騒がれるのも
嫌だったから
エレベーターは避けて
裏階段で上がった。
ちらちらと輝の様子をうかがった。
3階位に来たころ様子を伺ったら
瞼が少し動いた。
「…走っちゃダメだろ。
ICU出れたのは
安定したからじゃねえぞ。」
「……瞬くん」
6階まで昇りきって
ようやく病室までたどり着いた。
カララッ
いきなり倒れた輝を見て
叫ぶ人、ざわめく人々がいた。
「お、落ち着いてください。
大丈夫です。
オレが、責任もって運びますから」
最近腰が痛くて、おんぶするのは
ちょっと無理だったから
俗に言う
“お姫様だっこ”
をしていくことにした。
ほかの看護師に騒がれるのも
嫌だったから
エレベーターは避けて
裏階段で上がった。
ちらちらと輝の様子をうかがった。
3階位に来たころ様子を伺ったら
瞼が少し動いた。
「…走っちゃダメだろ。
ICU出れたのは
安定したからじゃねえぞ。」
「……瞬くん」
6階まで昇りきって
ようやく病室までたどり着いた。
カララッ