一瞬の輝き
「…ぃ、おい、おいっ。
ヒカル大丈夫か?」

「・・・・・・・瞬くん?」

「なんかうなされてたけど
…悪い夢でも見たか?」

なんで、わかっちゃうの?

ポン、ポン

「大丈夫だって。
オレがいるから」

そう言って抱きしめてくれた。

あったかい…

瞬くんの肩に顎をのせて
ほっと束の間の休息を得たのだった。
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