一瞬の輝き
大きな輝きを放っている瞬君が
持っていたら飲み込まれてしまう、
輝けないかもしれないけど、
小さな輝きを気づいてもらいたい。

だから、
紙とペンを持ってきてもらった。

まぁ、一般に言う
「遺書」
ってやつ。

あたしからしたら
「ラブレター」
かもしれない。

それを書いてみようと思う。

あたしの魂がこの身体から
離れて行ったときに、
読んでもらいたい。

離れないことが一番の願いだけど。
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