一瞬の輝き
『武藤君、急いでほしいの。
輝の容体が急変して、
サチュレーションが
75まで下がったの。
血圧も下がって
意識レベルが低くて
急がないと話せなくなっちゃうわ。
急いで!!』

「…わかりました、
できるだけ急ぎます。」

「運転手さん!飛ばしてください。
十夜木病院へ急いでください。」

「は、はい」
< 121 / 130 >

この作品をシェア

pagetop