一瞬の輝き
「あの輝さんの知り合いの
武藤瞬といいます。
輝さんは…」
戸惑いながらも最初の挨拶。
「あ、輝から聞いてない?
輝、今日から入院なのよ」
「え?」
「病気が再発して、入院するの。
太刀の悪い病気でね。
最初に発見したのは中2の時だけど
毎年1回は入院・治療・回復して
それの繰り返しなの。
…あ、病院に来る?
十夜木(トオヤギ)国立病院の
一般病棟の603号室。
わからなかったら
ナースステーションに行けばいいわ」
「ありがとうございます。
すぐうかがわせていただきます」
武藤瞬といいます。
輝さんは…」
戸惑いながらも最初の挨拶。
「あ、輝から聞いてない?
輝、今日から入院なのよ」
「え?」
「病気が再発して、入院するの。
太刀の悪い病気でね。
最初に発見したのは中2の時だけど
毎年1回は入院・治療・回復して
それの繰り返しなの。
…あ、病院に来る?
十夜木(トオヤギ)国立病院の
一般病棟の603号室。
わからなかったら
ナースステーションに行けばいいわ」
「ありがとうございます。
すぐうかがわせていただきます」