一瞬の輝き
「こんにちは、輝の母です」

『あ、こんにちは。
いきなりどうかしたんですか?』

「突然なんだけど
わたし今日と明日
輝を離れなきゃいけないので
瞬くんに世話を頼みたいのだけど」

『え、オレが輝の世話を?』

「少し生活上のお手伝いするだけ。
2日だけだし」

『学校が終わった後
午後の4時くらいからなら
行けるんですけど。』

「ええ。ありがとう。」

『これからそちらへ向かいます。』

「ごめんなさいね」

『いえいえ。それでは』

プツッ


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