一瞬の輝き
「瞬くん」

「ん?」

輝は歩いている最中
何回も話しかけてきた。

「な、なんでもないです…」

そう言って、何回も断っていた。

無理やり話させる気はなかったから
そのままほったらかしておいた。

「輝、こっちだよ」

「水族館って初めてで…」

「大丈夫。
この水族館のオーナーは
オレの叔父さんだから。」


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