一瞬の輝き
「…んっ」

あたしそのあと起きたら
病院のベットにいた。

「あ、小林さん。起きました?」

近くには、看護師さんがいた。

「は、はい・・・」

「発作が起きたようですね。
でも、このまえの男の子
えーっと、武藤瞬くん?
武藤くんが、運んでくれたの。

ただ、今までよりも
病気が進行しているみたい。
だから、今は危険な状態よ。
ここ、ICUだからね。
落ち着いて。」

「救急車で来たんですか?」

「いいえ。
武藤君が背負ってきたの。
そういえば、数日間
入院の時にお世話しに来てたわね。
だから、対応できたのかしら?」

瞬くん、ありがとう。


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