キミに恋してずっと
素直に嬉しかった
また優は夏休みと同じで
私のとなりに座る
でも遅れてきた優に
私は素直になれなくて
いじわるした
「なんでここに座るのー?やだよぉ」
「なんで?いつも座ってたじゃん」
ほんとは嫌じゃないよ
「優なんて嫌いだしー」
「お前、生意気になったな笑」
優は何言われても
笑って話をしてくる
話かけられてもシカトした
「なんでシカトすんだよー?」
「おれ、寂しいじゃん」
どうせ嘘でしょ?分かってるよ
「なぁー、泣いちゃうよ」
泣かないくせに
「泣いちゃってもいいんだ」
泣けるならないてみればいいじゃん
「れいーなんで?おれのこと嫌いになった?」
嫌いじゃないに決まってるじゃん
優は私の顔を覗き込んできた
久しぶりにみる顔に私は嬉しくて
笑った