キミに恋してずっと
先輩
5月に入ると
学校もなれて
友達も増えた
由美と2人でベランダで
話していると
誰かから声かけられた
「川上さん、」
「え?あ、うん?なに?」
サッカー部の伊藤君だった
「ちょっといい?」
由美がニヤニヤして
「お、告白か~?
どうする美怜(笑)」
「もぉ、違うよ~!
ごめん、ちょっと行ってくるね」
「どうしたの?」
「あのさ、サッカー部の先輩が
川上さんのアドレス知りたいって
言ってるんだけどいいかな?」
「あ、うん、大丈夫だよ♪」
「よかった、じゃあ俺ともいいかな?」
「うん、じゃあ赤外線で」
―ッピピ!!
「じゃあ、伊藤くんメール待ってるね♪
よろしく~」
由美のところに戻った