キミに恋してずっと
梅雨のこの時期
雨はまいにち降るばかり
大地先輩に今日放課後会う予定
いつもなら雨の日の
誘いはなかったから
私は少し期待する気持ちと
戸惑う私がいた
「美玲ちゃん、ごめんね
雨の中呼び出しちゃって」
「いや、大丈夫だよ」
「俺こういうの苦手だから
単刀直入に言うね
俺美玲のこと好きなんだ…」
「…。」
なんて答えればいいの
私は先輩より優がすき
でも優は振り向いてくれない
私は好きという気持ちより
さみしさの気持ちに負けてた
「迷惑だよね、ごめんね」
「…いや、迷惑じゃないよ」
「え!じゃあOKしてくれるの?」
「…うん。よろしくね」
「まじで、すげぇ嬉しい!
ありがとう♪
よろしくな」
先輩からキスされた
そのとき私は優のこと
なにも考えられなかった