キミに恋してずっと

あれから川崎君とは
結構喋るようになった

優のことでいっぱいで
心がボロボロになっていた私

でも川崎君と話していると
楽しくて少し忘れてしまっていた

いつのまにか私は優の変わり
になってくれていた川崎君を
必要としていた

心が楽になるから
自分が辛いのはいやだから

優のことを忘れるために
頑張って好きになろうとしたんだと思う


そんなあいまいな心境のなか
夏休みを迎えた



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