キミに恋してずっと

優と会うことになった

駅に着いた
優が待っている

「優、ごめんね
 私、茜がいるのに
 最悪なこと言ったし
 最悪なことしちゃってる」
自分がしたことはほんとに最低なこと
「茜とは別れたよ」
「え?なんで…」
私のせいだよね、、、
「ちょうど別れようおもってたんだ
 美玲と会うのにわかれなきゃ
 会えないしな」
「…。ほんとにごめんね泣」
優はこれで幸せだったのかな
「逆にサンキューな。
 けじめつけられたの美玲のおかげだから」
「ううん、ごめんね、」
「いいよ(笑)
 ここ寒いし俺んち行こう」

優が自転車で来ていたから
後ろに乗った

こんなに近く優のそばに来たのは
久し振りだった
優の背中は大きくて
やっぱり安心した

時間がたつにつれ
前みたいに
ふざけて笑って
元の私たちにもどってきた



 
< 60 / 66 >

この作品をシェア

pagetop