【長編】好きって言って

もう1度…


゚・。。・゚・。。・゚Mei side*




しばらくすると、輝が自分の荷物をあたしの荷物を持って保健室に戻って来た。




「帰るよ」




そう言ってあたしを見る輝。




「う……うん」




あたしはゆっくりと立ち上がって歩き出そうとした時……。




「わ!」




足を躓いてあたしは倒れそうになった。




「……」




すると輝が慌ててあたしの元に駆け寄って、あたしを支えた。




「……危ないな」




そう言って輝は溜め息をついた。




どうしよう……。




あたしは輝に抱きしめられたまま動けなかった。





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