【長編】好きって言って
妬みと約束
゚・。。・゚・。。・゚Mei side*
放課後。
あたしは、耀からメールがきて校門の前で待っている事になった。
校門まで楓と一緒に行って、校門の前で別れるとあたしは門に寄りかかって耀を待つ。
……早く来ないかなぁ。
そう思いながら携帯をいじって時間を潰そうとした時。
声をかけられた。
「あの……」
その声があたしに向かって言われていると気付いたあたしは顔を上げる。
すると朝道に立っていた女の人が目の前にいた。
「えっと……」
どうしようか目を泳がせていると、その女の人はあたしを見つめて口を開いた。
「ちょっと……聞きたいんですけど」
「はい?」