【長編】好きって言って
てか何で怖い思いするのに、1000円払わなきゃいけないのぉ?
すると俯いているあたしを心配そうに耀が覗き込んできた。
「芽衣大丈夫?嫌なら2人で待ってようか?」
う……格好いい。
「大丈夫っ。もう払っちゃったし。頑張る」
思わず耀の手をギュッと握ってしまった。
「あ、ごめ……」
慌て放そうしたら、耀はニコッと微笑んだ。
「いいよ。俺がついててあげるから」
きゅーん。
耀……格好良すぎるよ。
もう一生ついていてほしい!
ずっと傍にいてほしい!
耀と付き合ったらどうなるのかなぁ。
毎日あの笑顔に癒されて。
毎日甘い言葉囁かれて。
きゃあー!