【長編】好きって言って



「芽衣?」




妄想していると、いきなり耀の顔が目の前に現れて、あたしは現実へと戻された。




「へっ!?はいっ」




すっとんきょうな声を出すと、耀はクスッと笑った。



「順番来たから行くよ?」



っていつの間にか順番来てたの!?




「う、うん!」




緊張と不安を抱いてあたしはお化け屋敷の中へと入った。






「あああー!」




「きゃぁぁぁ!」




中に入って、あたしは出てくる全てのお化けに悲鳴をあげた。




その前を歩く輝達。




「うわぁ!」




あたし並に驚く優雅。




< 33 / 300 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop