【長編】好きって言って
弟、始動
゚・。。・゚・。。・゚Teru side*
土曜日から優雅とクラスの奴等と、遊んでいたオレは眠気と戦いながら朝帰りをした。
早く寝よう……。
欠伸をしながら部屋に向かっていると、オレは違和感を感じた。
いつもいる……芽衣がいない。
友達とでも遊んでるのか?
なんて、その程度にしか考えなくて。
オレはベッドに倒れこんで眠りについた。
目を覚ますと、気付いたら朝。
……あれ、オレ1日寝ちゃった?
寝不足が続いていたからだろうか……。
オレは頭痛に舌打ちした。
今日も親父達は帰って来ていないらしい……。
静かなリビングを覘いて、オレは真っ直ぐにバスルームへ向かってシャワーを浴びた。
そして学校の支度をして、1人家を出た。