【長編】好きって言って
玄関の扉を開けて外に出ると、その外の空気に欠伸が出た。
「くぁ~……」
あぁ、ダルイ。
ボーっとしながら1人で通学路を歩く。
目茶苦茶ダルイ。
こんなんだったら、学校休めばよかった。
なんて考えた頃に、学校についてしまい。
オレはスタスタと教室へと向った。
扉を開けて教室に入ると、優雅がオレに気付いて手を振る。
「おぉ!!輝!おっす!!!」
こいつは……。
オレと同じような生活スタイルで……。
何であんなに元気なんだろう。
目を細めながらオレは優雅を見る。