【長編】好きって言って
真剣な顔
゚・。。・゚・。。・゚Yuga*
朝の芽衣と輝の様子を見て、気になったおれは輝に声をかけた。
「なぁ輝?……芽衣と何かあったのか?」
いつもなら、笑顔で……芽衣から挨拶するのに。
今日は輝からだったし。
芽衣……戸惑ってたし。
2人がぎこちなかったし。
鈍感だって言われるおれでも分かる。
2人は何かあった。
「なあ?」
「別に……」
って素っ気なく小説を読みながら答える輝。
そんな輝にイラッとしたおれは少し声を荒げた。
「何もない訳ないだろ?」