スキ時々キライ


無事にいられますように!!
私の願いと共に車は動きだした。

夏っちゃんが私を見ながら運転するたびにいつ死ぬかとドキドキした。

「到着♪♪」

夏っちゃんの住んでるマンションに着いた。

「デカ!!」

上を見上げてもマンションの屋上がいまいち分からない。

「私の部屋は真ん中らへん♪」

「真ん中でもかなり高いよ…」

高所恐怖症の私には絶対行きたくない所だ。
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