スキ時々キライ


春輝と並んで歩くなんてまだ夢みたい…。

隣を見ると春輝が居る。
さっきまで夢だったのに…。
夢の夢だったのに…。
叶った…。

手を繋ぎたいなぁ…。
そう思って。
私は春輝の袖を少し引っ張った。

「何!?」

春輝は不思議そうな顔をして私を見た。

「手…繋ご…」

照れくさくて上手く言えない。
何か緊張するなぁ…。
< 220 / 349 >

この作品をシェア

pagetop