スキ時々キライ


春輝はニッコリ笑って私の手を握った。
温かい春輝の手をずっと離したくなかった。

「朱莉と話したら直ぐに琴音の所行くよ♪」

「私も一緒に行く!!」

春輝だけに任せちゃ駄目だよね。
私も朱莉ちゃんと話したいし…。

「大丈夫…??」

「大丈夫♪」

春輝の隣でドキドキしながら歩いた。

まだ春輝の彼女じゃないけど…。
まだ春輝は私の彼氏じゃないけど…。
明日にはカップルになれるんだよね!?
< 221 / 349 >

この作品をシェア

pagetop