スキ時々キライ


夏っちゃんを屋上まで連れて来ると春輝はすぐに状況を説明した。

「過呼吸…??」

夏っちゃんは不思議そうに朱莉ちゃんを見た。

もしかして…。
過呼吸を知らないんじゃ…。

「過呼吸じゃないよね!?」
夏っちゃんは朱莉ちゃんの近くに寄り話し始めた。

「さっきまで酷かったんです…春のおかげで少し治まりました…」

朱莉ちゃんは肩を大きく冗談させていた。
朱莉ちゃんの行動全てが嘘に見える…。
全てが演技に見えるよ…。
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