スキ時々キライ


「捨てた時は琴音の事好きだったから…気になったんだ…」

「捨てたの見てたの!?」

春輝は大きく頷いた。
春輝がそんな事してたなんて…。
本当に私の事想ってくれてたんだね…。

それから私たちは手を繋ぎ黙って歩いた。

何も話さなくても何かが通じ合ってるみたいで嬉しかった。

「じゃあ明日ね♪」

春輝に手を振って家に入った。
今日は春輝の想いをしっかり知ることが出来たよ。
< 305 / 349 >

この作品をシェア

pagetop