スキ時々キライ


「お待たせ…」

春輝は椅子に座っていた。
ずっと座っていたのか大きく伸びをして立ち上がった。

「珍しくメイク薄い♪」

春輝はにっと歯を見せちょっとはみ出てるグロス指先で拭いた。

「時間が無くて…」

「薄い方が可愛い♪」

春輝の言葉に身体中が熱くなる。
そんな事言ったら照れるじゃん…。

< 324 / 349 >

この作品をシェア

pagetop