スキ時々キライ


「俺には琴音が居るんだよ!!」

春輝は中々袋を貰おうとしない。

「貰ってあげてよ…」

私の口から自然と出た言葉。

春輝は私を見て首を傾げていた。
朱莉ちゃんも不思議そうに私を見た。

「何で…」

朱莉ちゃんは何とも言えない顔で言った。

「だって朱莉ちゃんの気持ちわかるから…好きな人に貰って欲しいって私も思うもん…」

2人は顔を見合わせてはてなを浮かべてる。

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