スキ時々キライ


「じゃ捨てといてね!!」

朱莉ちゃんは走って行ってしまった。
相変わらず良くわからない人だなぁ…。

春輝は袋を持って私を見た。

「ごめんな…」

「ううん!!全然平気♪」

大きく首を横に振った。
でも、勘違いだったんだ…。
何か…恥ずかしい。

教室に戻って鞄に入ってる紙袋を慎重に取り出した。
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