スキ時々キライ


「来年は期待してます♪」

「来年??」

「来年くれないの!?」

来年も一緒って事だよね。
春輝とずっと一緒。
前の私だったら考えられなかった。

「ホワイトデー次第だなぁ♪」

「俺の手作りは半端ねぇからな!!」

「口だけだよ〜」

春輝は私の頬を軽く摘まんだ。

「ご、めんにゃしゃ〜い」

「わかったならいい!!一緒に食べよ♪」

春輝はクッキーを私の口の中に無理やり入れた。
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