スキ時々キライ


「だからメイクとかなんとなく変わったんだ…」

「春輝の理想に近づくためにだよ…」

春輝は小さくため息をして私を真っ直ぐ見た。

緊張で体が暑くなる。
鼓動はだんだん大きくなって、いつ壊れてもおかしくない状態だ。

私は春輝を直視出来なかった。
恥ずかしい気持ちや緊張、色んな気持ちが混ざって変な感じだった。
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