スキ時々キライ
「マジで大丈夫!?」
春輝は心配そうに私を見つめる。
「本当に大丈夫!!何かごめんね!!じゃ私、馬鹿だから授業出ないと♪じゃあね〜!!」
無理やり話を片付けて屋上を出た。
行くあてもなくただ走って走って。
結局着いた場所は家の近くの公園だった。
気がついたら小さなブランコに乗っていた。
「グスン…スウ…」
こらえていた涙が溢れ出した。
恋ってショボイね…。
告って振られて泣いて…。これの繰り返しでしょ!?