幸せはそばに
「美衣ダッシュで見てくるから朱里ここにいて」

って言いながら美衣は
走って見に行っちゃった…



もう3年生になってしまった…




失ったものが多すぎた




わたしはたぶん
今自分で世界一悲しいとか思っていた

でも
そんなの考える自分が一番嫌いなんだ




「朱里-!同じ2組だよ♪」

美衣が笑顔で
わたしのもとに帰ってきた



「2組か-っ」

わたしわ言った
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