幸せはそばに
3年2組
「話長かった-」
そう言いながら美衣がだるそうにこっちを向いている
始業式が終わって
教室に戻って席でしゃべっていた
わたし達はちょうど
一番うしろの窓側が空いていたからそこに着いた
あたしが一番後ろで
美衣があたしの前
「あたし一条先生がいい-」
美衣がそう嘆いていた
美衣は一条先生に
恋してる
一条先生は
国語の先生でみんなに優しくてみんなに人気者
そう言いながら美衣がだるそうにこっちを向いている
始業式が終わって
教室に戻って席でしゃべっていた
わたし達はちょうど
一番うしろの窓側が空いていたからそこに着いた
あたしが一番後ろで
美衣があたしの前
「あたし一条先生がいい-」
美衣がそう嘆いていた
美衣は一条先生に
恋してる
一条先生は
国語の先生でみんなに優しくてみんなに人気者