草食系部下と私様上司③
『……!鶴見君!!』


『欲しいの?』


「起きなさい!!」

「えっ…はい?」


ガバッ!!


眠っていた体を、勢いよく起こした。


「ったく、どんな夢を見ていたか知らないけど、遅刻するわよ?」


眉間にシワを寄せ、既に仕事服に着替えていた。


「夢…?」


目玉焼きは?


サラダは?


コーヒーは?


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