草食系部下と私様上司③
「莉子…。」


そっと莉子を抱きしめた。


「公平…?」


「明日から、暫く一人同士だね。」


「そうね…。」


俺の背中に腕を廻す。


「あなたの温もりを…忘れない様に、刻み付けて…。」


「いっぱい刻んであげる…。」


莉子しかない温もりの篭るベッドに押し倒した。


「しまった!コンドーさんないや!」


「コンドーさん?」

意味が分からず、不思議な顔をする莉子。


「ゴム……。」


「はああ!?」


「あ、でも夫婦だし…いっか?
来いっ!!コウノトリ!」


「コウノトリ?」


意味不?


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