ハツコイ☆血肉色
ある日の授業中、わたしは円城寺くんの様子にちょっとした違和感をおぼえた。
ほんの些細なものだけれど、日ごろから円城寺くんを観察していたわたしは、その違いを感じ取ることができた。
彼の目つきが違う。
熱心に授業を聞いているという風ではなく、なにかに取りつかれたような目つきだ。
そして驚いたことに、ほとんど瞬きをしていない。
その変化は、決まって英語の授業中におとずれた。
なぜだろう?
わたしはあれこれと憶測し、やがて真実にたどり着いた。
円城寺くんは巨乳に目を奪われている――。
担当の英語教師は、生徒たちからホルスタインと命名されたGカップバストの持ち主だった。
四十路も近いオールドミスで、お世辞にも美人とは言えない顔立ちだったけれど、その迫力満点の胸のせいか一部の男子から人気があったとかなかったとか。
終了のチャイムが鳴り、ホルスタインが教室を出ていくまで、円城寺くんは彼女の胸から一時も目をそらさなかった。
そしてある日、わたしは決定的な事件を目撃した。
ほんの些細なものだけれど、日ごろから円城寺くんを観察していたわたしは、その違いを感じ取ることができた。
彼の目つきが違う。
熱心に授業を聞いているという風ではなく、なにかに取りつかれたような目つきだ。
そして驚いたことに、ほとんど瞬きをしていない。
その変化は、決まって英語の授業中におとずれた。
なぜだろう?
わたしはあれこれと憶測し、やがて真実にたどり着いた。
円城寺くんは巨乳に目を奪われている――。
担当の英語教師は、生徒たちからホルスタインと命名されたGカップバストの持ち主だった。
四十路も近いオールドミスで、お世辞にも美人とは言えない顔立ちだったけれど、その迫力満点の胸のせいか一部の男子から人気があったとかなかったとか。
終了のチャイムが鳴り、ホルスタインが教室を出ていくまで、円城寺くんは彼女の胸から一時も目をそらさなかった。
そしてある日、わたしは決定的な事件を目撃した。