お気に入りの場所で (しあわせに…したる)
早く電話しなきゃ…

慌てて鞄の中から携帯を取り出してかけようとしたら…

「えっ?嘘…」

『雅、お疲れさん』
ニッコリ笑いながら近付いてくる晋弥がいた

思わず携帯落としそうになりながら…

「何で…いるの?メールだって、さっき…えっ?まだそんなに経ってないよ…ね?」


何か晋弥がいるだけで、テンパっちゃってる自分がいた


『何、そんなに慌ててんねん、早終わったし雅驚かしたろ思て待っててん』


「えっ?だって…メール…」
今だに、テンパる私に


『あっ、メールは、ここで送ってん』

「そうやったんや」
やっと落ち着いて来たら

『何や?迎えに来たらあかんかったんか?誰か…見られたない奴でもおるんか?』

「何言ってるのよ、びっくりしただけ…それに…嬉しかったし…//誰に見られてもいいもん…//」
真っ赤になって言うと

『あ アホか…』何て晋弥も真っ赤になってる…
『あ~もう行くで!』
って照れ隠しの様に歩き出したから


「待ってよ~」
慌てて追いかけた

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