お気に入りの場所で (しあわせに…したる)
「晋弥、ほんまに嬉しいよ!ありがとう!」
って泣きながら…ほんまに嬉しそうやった


『ほんまは…もっと早くって思ってたんやけど…仕事忙しくて、なかなか会えん日が続いてたから…って言い訳やけど…』

「ううん…覚えててくれて嬉しよ~!ほんまは、凄~く淋しかったけど、晋弥が頑張ってのわかるし、それでも時間作ってくれたりしてくれたし…」

『ありがとうな…雅』


「ううん、私こそありがと!こんな素敵なプレゼントまで…私なんて何も…」


『何言うてんねん、俺はいっぱい貰とるからな!』


「えっ?」


『一緒にいてくれるだけでええし、最近家来てくれて、片付けてくれたり、ご飯作ってくれたり…帰り待っててくれたり

何より側におってくれるんが1番のプレゼントやから』


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