お気に入りの場所で (しあわせに…したる)
急に雅が先に歩いて行ってもうたから、慌てて追いかけた!


『雅~待ってくれや』


「…」


『雅って』
雅の腕をつかんだら真っ赤な顔してた

『雅…?顔…』


「晋弥が恥かしい事ばっかり言うからやろ!」


『いや…普通やけど』


「普通…ちゃうよ…」


『俺には普通やの!』


「はぁ…わかったけど…あんまり可愛い…とか…

『そんなん、その通りやねんから、しゃあないやん』


「はぁ…もうええよ」


『やろ?』

まっしゃあないな!

< 169 / 184 >

この作品をシェア

pagetop