［完］先生×お姫様１

そろそろ起きないといけない。


「海斗〜」


握られた手をギュッと握り


肩をとんとんと叩いた



「うぅ〜ん玲奈？」


「海斗おはよう」


「大丈夫か？」


「大丈夫だよ。お腹減っちゃった！」


「食欲でたのか！」


「うん」


「お粥作ってるから行こう」



手は絶対に離さないで



そのままリビングへ






ところでお兄ちゃんはどうしたのかな〜？


キッチンにいる海斗に聞いてみたら



「俺が帰って来たら怜夜さん帰っていた。兄貴が呼び出したんだろうけどな！」

「みんなに迷惑かけちゃったな…」


「みんな玲奈が心配なんだよ！小田切達も心配してたぞ！まぁそれをいうなら全校生徒がだな」


「早く治さないといけないね！」


「そうだな！はい」


「おいしそう〜いただきます！」


「無理するなよ」


海斗はたまにご飯を作ってくれるんだけどどれもおいしい！


そしてこのお粥も


「おいしい！」


「当たり前だろ！」



本当にここ数日何も食べていなかったからお腹がからっぽだったため

皿一杯食べた。