[完]先生×お姫様1
「それで玲奈ちゃんのことを幸せにしてほしかったのよ。だからパパと話し合って1年だけ教師として海斗にはやってもらって1年たったら会社を本当に悠斗と海斗に任せようって思ってたのよ」


「でもまだ海斗が先生としてやりたいならそれはそれでいいと思うが海斗はどうしたい」


ちゃんと自分達の息子の事を考えていたんだ。


「俺は先生として生徒と触れ合って本当に楽しかった。初めて味わった感覚だった。俺はこの1年で一生分の幸せにを感じた。それは愛おしい人とずっと一緒にいれたからだと思う」


ギュッ


手を握って微笑んだ海斗


「俺は1年自由にさせてもらった。だから東谷財閥の息子として俺は親父の後を継ぐ」


多分海斗の意志はかたいだろう。


真剣に向かい合って自分の気持ちを伝えて



そんな姿がとっても眩しかった
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