[完]先生×お姫様1
突然口を開いたのは海斗だった


「4年ってあっという間かな…」


とっても小さいし弱々しい声だった


「海斗」


「うん?」


「私たちがであってもうすぐ1年たつんだよ!4年なんてあっという間だよ!でも…やっぱり……海斗が…いない…グズッ……4年間は長いと思う」


「俺も玲奈がいない4年は長すぎるくらい長いと思う」


「でもね海斗と4年たったらまたずっと一緒だと思うと短いくらいだよね!」


まっすぐ海斗をみて



「毎日毎日海斗のこと考えていたらあっという間に4年たっちゃったって思うよ。だから海斗頑張って来て!そして4年後また私を迎えに来て」


ギュッと抱きしめられ


「必ず迎えにくる。玲奈が寂しくなったらいつでも飛んでいく!だから俺のこと待っててくれるか?」


「待ってるよ!」



そのまま口づけをかわした
< 259 / 387 >

この作品をシェア

pagetop